フリーランスエンジニアとしてスキルアップを図りたいと考えている人には、「キャリアの棚卸し」を行うことを強くおすすめします。
キャリアの棚卸しとは、これまでの仕事での経験を洗い出す作業のことを指します。このキャリアの棚卸しを行うことで、自分の目指すべき方向性や強みなどがより明確になります。キャリアの棚卸しは、大きく三ステップでできます。
初めに、自分がこれまでしてきた仕事の経験をリストアップします。ポイントは、評価された仕事や大きな仕事だけでなく、誰でもできるような普段の日常業務もしっかり書き出すことです。
次に、それらの経験から得ることができたものは何かを一つ一つ考えていきます。これを行うことで、自分が仕事でどのようなスキルや価値観を得ることができたのかが明確になります。
スキルアップやキャリアアップをしようとする場合、自分はどういったことが得意なのか、どういう価値観で仕事をしているのかを明確にしておくことが大切です。そうでなければ目指すべき方向性や伸ばすべきスキルが何なのかがわからず、スキルアップ・キャリアアップのスタートラインに立てません。この作業を通して、自分自身が把握していなかった自分の強みや価値観などを明確にできます。
最後に、自分の強みや価値観を活かすためのスキルアップやキャリアアップの計画を立てて実践します。
自分の伸ばすべきスキルが明確になったのなら、そのスキルに関する資格の取得を目指すとよいでしょう。資格取得を通じて自分の強みが資格という目に見える形で表現できるようになり、資格取得を目指す勉強でスキルアップ自体も実現可能です。